シズクは自らの念に対し、クラピカに勝るとも劣らないほど重い制約がある事が予想される。それが何なのかは解らないが…
というのも、クラピカに念を教えた心源流拳法師範代は、9巻181ページで「余りに神がかった物は具現化できない」と言っている。しかし、「生物以外は何でも吸い込める掃除機」と言うのは充分過ぎるほど神がかっている。
これは、クラピカが「幻影旅団以外に能力を使ったら死ぬ」という重い制約を決めた事で「絶対にちぎれない鎖に限りなく近い鎖」を具現化したのと同様、シズクも何か重い制約を決め、「なんでも吸い込む掃除機に限りなく近い掃除機」つまり「生物だけは吸い込めない掃除機」を具現化できたと思われる。
■ 追加 ■
シズクの“一度忘れた事は思い出さない”(10巻153ページ)という性格と、デメちゃんの“最後に吸い込んだものなら吐き出せる(続けて吸い込むと前のものは取り出せない)”という性質には共通点が見られることから、この性質と性格が、シズクの制約である可能性がある。
(Kimiさんからのご指摘です。ありがとうございました。)