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[ DBの数値的小研究 ]

ドラゴンボールは、既に熟知されている超人気漫画なので
恐らく誰も知らないであろうデータを紹介したいと思います。

計算方法は下に書いてあります。

「距離」編
地球からナメック星までの距離 1兆5368億3550万7200キロメートル
地球から惑星フリーザNo.79までの距離 4兆6105億0704万キロメートル
惑星フリーザNo.79からナメック星までの距離 2兆7663億0422万4000キロメートル
地球から「ラディッツが倒された時にベジータ達がいた星」までの距離 87兆3434億9448万キロメートル

※惑星フリーザNo.79とは、地球で悟空達に瀕死の重傷を負わされたベジータが逃げ帰った星。

「速度」編
ナメック星人の宇宙船の速さ 秒速 約52万3160キロメートル
サイヤ人の宇宙船の速さ 秒速 約296万4575キロメートル

※ちなみに、この世で最速である“光”の速さは、秒速 約30万キロメートル。

上のデータを出した事により浮かび上がった謎など
・ゆっくり加速していく地球のロケットでも、加速の時は体重の8〜9倍の力がかかる。(力というのは、車で急加速や急ブレーキをした時に感じる、押しつけられる様な力の事)
離陸直後に最高速近くまで加速するナメック星の宇宙船やサイヤ人の宇宙船では、一体どれほどの力がかかっているのだろうか。そう考えると、サイヤ人やナメック星人の体の丈夫さがわかる。
しかし、ナメック星人の宇宙船に乗ったブルマは…?
・大昔…まだ恐竜が生息していた頃、恐竜絶滅の原因と言われる隕石の衝突時の衝撃はすさまじく、運が悪ければ地球が壊れてしまう程であったという。
上のデータを見ての通り、サイヤ人の宇宙船は、その隕石とは比べ物にならない程速い「光」の約10倍もの速さを誇る。それが地球に激突しては、間違いなく地球は崩壊しているのではないか?
少なくとも、被害があの程度とは考えにくい。
・サイヤ人の宇宙船にブレーキは付いておらず、そのまま星に激突して止まる。
光の10倍の速さで移動する宇宙船が急激に停止しては、搭乗者にかかる衝撃は破壊的なもののはず。
一体サイヤ人は、どうやってその衝撃を抑えているのだろうか。
・時間というのは、この世の全てに同じ速さで流れているのではない。物体の移動速度が速ければ速い程、その物体に流れる時間は「遅く」なり、光の速さになると時間は止まってしまう。
光の速さを楽に超えているナメック星人の宇宙船やサイヤ人の宇宙船では、操縦者に流れる時間は一体どうなっているのだろうか。非常に気になるところである。

こういうデータを見せると、中には「漫画を理屈でかためたら面白くない」と
不快な思いをする方もいるかも知れません。
しかし、僕は こういうあら捜し(?)をするのも、漫画の楽しみ方の1つと考えます。
ですので、どうぞ不快な思いをなさらないで下さい。

データ算出方法
まず、地球から宇宙空間に飛び出すには、秒速11.2キロメートルのスピードが必要。
そして、地球のロケットエンジンでナメック星に行くと、4339年と3ヶ月かかる(原作より)。
これを秒数に直す。

   4339       × 12 + 3     = 52071        /月
   52071      × 30 + 26035 = 1588165      /日(26035は31日目の分)
   1588165    × 24          = 38115960     /時間
   38115960   × 60          = 2286957600   /分
   2286957600 × 60          = 137217456000 /秒
地球のロケットエンジンでナメック星まで 1372億1745万6000秒 かかるので、距離は
11.2 × 137217456000 = 1536835507200(速さ×時間=距離)

地球からナメック星までの距離は 1兆5368億3550万7200キロメートル

ナメック星人の宇宙船は、地球からナメック星まで34日かかる(原作より)。
これを秒数に直すには

   34    × 24 = 816     /時間
   816   × 60 = 48960   /分
   48960 × 60 = 2937600 /秒
ナメック星人の宇宙船で地球からナメック星まで 293万7600秒 かかるので、速度は
1536835507200 ÷ 2937600 = 523160.235294117647058823529411765…(距離÷時間=速さ)
小数点以下を四捨五入すると、

ナメック星人の宇宙船の速度は 秒速約52万3160キロメートル

昔、悟空が乗ってきたサイヤ人の宇宙船は、地球からナメック星まで6日かかる(原作より)。
これを秒数に直すには

   6    × 24 = 144    /時間
   144  × 60 = 8640   /分
   8640 × 60 = 518400 /秒 (以下 これを現在のサイヤ人の宇宙船の速度と仮定する)
サイヤ人の宇宙船で地球からナメック星まで 51万8400秒 かかるので、速度は
1536835507200 ÷ 518400 = 2964574.66666666666666666666666667…(距離÷時間=速さ)
小数点以下を四捨五入すると、

サイヤ人の宇宙船の速度は 秒速約296万4575キロメートル

サイヤ人の宇宙船で地球から惑星フリーザNo.79に行くまでに18日かかる(原作より)。
これを秒数に直すには

   18    × 24 = 432     /時間
   432   × 60 = 25920   /分
   25920 × 60 = 1555200 /秒
惑星フリーザNo.79は、地球から(サイヤ人の宇宙船で)秒速296万4575キロメートルで移動して 155万5200秒かかる場所にあるのだから、距離は
2964575 × 1555200 = 4610507040000(速さ×時間=距離)

地球から惑星フリーザNo.79までの距離は 4兆6105億0704万キロメートル

ブルマ達は、ベジータが地球を離れてから11日後に地球を出発した(悟空達を病院に連れて行って1日、ナメック星人の宇宙船にナメック語をインプットし直して10日)。
ベジータは地球出発後18日目に惑星フリーザNo.79に着いたので、ベジータはブルマ達が地球を出発してから7日後に惑星フリーザNo.79に着いたと推測できる。(ブルマも宇宙船の中で「まいったなぁ…まだ7日目よ」と言っているし)。
それから1日もかからずに体力を回復させて、ナメック星に出発したと仮定すると、ブルマ達が地球出発7日後にナメック星に向かった事になる。
ブルマ達とベジータは、ほぼ同時にナメック星に到着しているので、ベジータはブルマ達がナメック星につくまでにかかった“34日”から7日を引いた、27日でナメック星に到着した事が解る
これを秒数に直すには

   27    × 24 = 648    /時間
   648   × 60 = 15552  /分
   15552 × 60 = 933120 /秒
ナメック星は、惑星フリーザNo.79から(サイヤ人の宇宙船で)秒速296万4575キロメートルで移動して 93万3120秒かかる場所にあるのだから、距離は
2964575 × 933120 = 2766304224000(速さ×時間=距離)

惑星フリーザNo.79からナメック星までの距離は 2兆7663億0422万4000キロメートル

ベジータ達は、ラディッツが倒された時にベジータ達がいた星(以下「星a」とする)から11ヶ月と6日で現れた(原作より)。
日数に直すと、11×30+5+6=341日(5は、31日目の分)で、それを秒数に直すには
   341    × 24=8184     /時間
   8184   × 60=491040   /分
   491040 × 60=29462400 /秒
「星a」は、地球から(サイヤ人の宇宙船で)秒速296万4575キロメートルで移動して 2946万2400秒かかる場所にあるのだから、距離は
2964575 × 29462400 = 87343494480000(速さ×時間=距離)

地球から星aまでの距離は 87兆3434億9448万キロメートル
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2002-04-08公開
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