[ 茨城・袋田旅行 1日目・2日目 ]
ゴールデンウィークは部屋の片づけで終了するはずだったけど、
ふと思い立ち、ラスト3日を使って一人旅をすることに。
飛騨・沖縄の経験から、建造物より自然を見たいことに気付いた僕は、
どこか自然が見られるところはないかとgoogle先生にすがりついた結果、
「袋田の滝に行けば?」と言われたので(嘘)、そうした。
しかしもう当日の朝7時…
すばやく観光ルートを決め、じゃらんで宿をとり、仮眠をとってから午後に出発。
特急券を買うときに間違えて全部JRを使う切符を買ってしまい、時間がヤバくなったり
焦って改札に入ったら乗車券じゃなくSuicaを使ってしまったり
駅弁のしょうゆが服についたりと色々ありましたが…
日も暮れてから、ようやく日立駅に到着。
時間が無いので、まずはここに1泊し、明朝に袋田へ発とうというわけです。
しかしいい潮の香りだ(´ー`)
「日立新都市広場 マーブルホール」
道中にあったので撮ってみた。
ちょっと歩いて「ツーリストホテル日立」に到着。
夕食は近くの店で食べることにし、「喜聞屋」という居酒屋へ。
カウンターに通されると、目の前で料理をしてる若い店員(※男)がやたら話しかけてくる。
大した返答もできなかったのに、最後には見せの外まで出てきて「道中お気をつけて! また機会があればぜひ!」
居酒屋ってそこまでしないよな……旅行客が珍しいのかな?(ホテルのすぐ近くにあるけど…)
そうそう、その店員の話によると、
今や大企業の日立はもともと、この日立市に炭鉱があった頃の修理屋だそうですよ。
翌朝バスに乗り、とある場所を目指す。
昨晩の店員の情報によると、日立で祭りがあるという。(自分の携帯で調べてくれた、仕事中なのに)
しかも4つある山車が勢ぞろいするのは7年に一度で、今年がまさにその年だとか。
その名も・・・
国の重要有形民俗文化財と重要無形民俗文化財の両方に指定されているものは全国で5組のみで、その内の1つである。(wikipedia より引用)
日立風流物に用いられる山車は、高さ15m、幅3-8m、奥行7m、重量5tの巨大なからくり式の山車である。(wikipedia より引用)
↑こっちが表側。(2つ上の写真は裏側)
たいそうなカラクリ仕掛けで、上にある家のような部分が…
こんな感じで割れます。
乗ってるカラクリ人形もちゃんと動くし、弓矢だって放ちます(本当に)。
人数が足りないとビクともしませんが、上半分が人力で回転します。
ほら、弓矢を構えてるでしょ? こいつが矢を放つんですよ。
スポンジが付いてるのでお子様も安心。
太鼓の音と掛け声に乗せて短い物語を演出します。
自分が見たのは、忠臣蔵・吉良邸討ち入りの部分と、天照大御神を岩戸から出す話。
テレビ局だって来ます。逆に撮ってやったわ!
そうそう、山車から長い綱が伸びてますが、移動しません。
お神輿のようなのを想像すると肩透かしを喰らいました喰らいます
さて風流な物も見たことだし、そろそろ日立を発とう。
水戸駅を経由し、JR水郡線に乗り込む。
水郡線っていい名前だね。
水戸駅と郡山駅を結ぶから水郡線か。 分かりやすい。
他の路線も全部そういうネーミングにしたら良いのに。
例えば南武線は、立川と川崎を結ぶから……
立川線? あれ? 川川線?
無いわw
車内アナウンス
「お降りの際は1両目の緑色に光るボタンを押して扉を開けてください。
整理券と料金を乗務員へ渡してお降り下さい。」(意訳)
ん…(゚д゚)?
え、自分で開けるの?
というか整理券なんて取ってないし、
日立駅で買った切符は??
しかもちょっとウトウトしてる間に、自動で扉が開く駅もあるし…(有人駅か無人駅か、なのか?)
そんな感じでうろたえながら電車に揺られること50分。
山方宿駅に到着!
なんだこの地方感漂う駅は・・・
だが それがいい
さて、なぜ山方宿駅で降りたかって言うと、
事前の調査で、ここに日本最小と言われる水族館“山方淡水魚館”があるとのことで、そこへ行こうと言うわけです。
かくして到着したわけですが、その時点で15時半。
やべー閉館まであと30分しかないじゃん!
と思ってたら10分で見終わった
さすが日本最小!
とはいえ、ツアー情報サイトによれば
幻の魚といわれるイトウ、特別天然記念物のオオサンショウウオなどが展示されています。
ので、水族館が好きなら行ってみては?
こじんまりしてる分、落ち着いて見られるし。
山方淡水魚館の外にある池。
こんな優雅に泳ぐ亀なんて初めて見たわ!
小さな水槽で飼ってたことあるから余計に。
水族館から出ようとすると従業員が
「ミニSLがありますよ。 乗って行ってはいかがですか?」
ほう、ミニSL?
嫌な予感しかしないぞ。 どれどれ・・・
やっぱりだよ!
大人が1人で乗るもんじゃないだろ!
さて用も済んだので、散策しながら駅へ戻る。
水族館のすぐ近くがキャンプ場らしい。
ものすごい角度で生えてる木。 どうしてこうなった
風情のある水車。 回ってないけど
さて再び水郡線に乗り込み、夜に到着しました、袋田は“思い出浪漫館”
もう時間がないので早速夕飯。
牛肉の溶岩焼き。
おいしいものは最後に食べたい自分としては、後回しにしたいけど、早くしないと火が消えるというジレンマ・・・
なんだかよく分からない食べ物。
食感も謎w
生絞り葡萄ジュース。
すんごい赤ワインっぽかった。 逆なんだろうけど。
で、露天風呂で疲れを取って、2日目終了。
3日目へ続く。
2012-05-20公開
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