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61. 制約と念能力の関係

 念能力を飛躍的にパワーアップさせる“制約”。これと念能力とは、実はとても密接な関係なのではないかと思い始めたので、今回はそれを書いていく。

 “制約と誓約”は、念能力に元々ある制限とは別に、特別なルールを設定する事で、代わりに力を得るものだ。だから、破ろうと思えば破れる。“占いを自分で見ない”しかり、“旅団以外は攻撃できない”しかりだ。………と思ってきた。

 だが、14巻113ページのシズクのセリフを見てもらいたい。「私の場合 その制約で敵の罠とか見破ったりするから」。この制約とは、“制約と誓約”の事であろう。しかしこの制約は破れそうにない。

 ここで思った事がある。念能力の性能は、それを使う能力者自信が決められるものだと思われる。念能力に“やらせたい”事が難しければ難しいほど、“できない”事も増やさなければならない。つまり、“できない”事が多ければ、“できる”事が強くなるのだ。
“制約”とは、単に“できないこと”を増やしているだけなのではないだろうか? だから、制約は“破ろうと思えば破れるもの”ではなく“破られるはずのない条件”なのだ。そして、破られるはずがないのに破ってしまうから、反動が起きてしまうのだと思う。

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2002-07-08公開
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