[ 飛騨高山 1日目(その2) ]
さて高山陣屋もあらかた見終わったので、次に「高山祭屋台会館」へ。
しかしもうあまり時間がないっ…!
かといって他に適当な場所もないっ…!
果たして間に合うのか!?
途中にある店の軒先に蒸気みたいなのが立ちこもっていた。
でも近づいてみると、あれ冷たい…?
よくみると霧吹きみたいなのが霧を作っていた。
何のために…
その店で売っていた商品の1つ。
「チュパカブラ」だったら面白かったのに。
ぐるっと1周してきたので、「足長像」に再び出会う。
さっきは車越しの撮影になってしまったので、今度はちゃんと…
Oh! モーレツ!
途中にあった映画館みたいな建物。
昭和にもほどがあるだろ!
途中でみつけたソフトクリーム屋。
シャッターの絵はどういう状況なんだ?
食べたかったけどあいにくお休みの様子。 ってか看板がない……
16:11、屋台会館へ到着。
でもバスの出発が16:40なので屋台会館を見ている時間はなさそうだ(;´Д`)
ここは櫻山八幡宮という神社でもあるようだ。 いやこっちがメインか。
と、ここまで見て、さすがに早く戻らないとバスに間に合わなくなるので戻る。
なんとかギリギリ間に合うか……くらいの時間しかない。
しかし高山駅を間近にして道に迷う。 おいΣ(゚Д゚;)
右に曲がると思ってたけど、この進行方向だと左に曲がるのが正解じゃないのか!?
いやまて、前方に見える赤い光は……踏切?
だとしたらまっすぐ行くのが正解かもしれない!
しかし赤い光は信号でした。 とんだ罠だよ!
まぁ地図には踏切なんて書いてないわけだが……
もう本当に時間がギリギリだっていうところで、駅の方向が判明。
走ってなんとかバスに乗り込む。 最後の最後でムダに疲れた!
しかし切符買っといて助かったなぁ…
バスの中でウトウトしながらも、バス停「小野駅」へ向かう。
だ、だめだ寝ちゃ……寝過ごしたが最後……そのことに気づかず走り続けてしまZzz……
しばらくして小野駅に到着。
自然真っ只中。
ていうかどっちに行けば宿に着くの?
それらしき看板は皆無。
しょうがないネットで調べるか…。
じゃらんで予約した宿なので、じゃらんのサイトから地図を表示させる。
えーと……あそこにある別の宿が、道のこっちがわで……目的地がこっちだから……右か!
てな感じで方向を調べて歩く。
歩くこと数分、着きました「朴葉荘」。
じゃらんに載ってる写真とは、看板の位置が違うな。 別にいいけど。
ちなみに、じゃらんのクチコミによると、この宿は家族で経営しているらしい。
玄関に入ってみると…… ん?
受付はどこだ?
従業員らしき人もいない… あれ? あれ?
戸惑っていると、宿泊客らしき人が現れたので聞いてみる。
俺「すいません、ここ、入り口でいいんですよね?」
客「ああ、そこが受付なので、ベルを鳴らしてください」
なるほどあれか。
靴を脱いで上がり、受付に向かおうとすると…食事を運び中のおばあさんが1人、現れる。
お婆さん「どうしたん?」
俺 「今日予約してきた○○という者ですが…」
お婆さん「1人の人かえ?」
俺 「あ、はい」
お婆さん「おーい、1人の人来おったで。 ちょっと来てくれるか」
奥さん?「はーい、ようこそいらっしゃいました」
おわっ、すげぇ、家族で経営してる雰囲気がプンプンする!
宿自体はあまり広くなく、なんだか寮に来たみたい。
そして雰囲気は田舎のおばあちゃんの家にでも帰ったような…? そんな感じ。
部屋の説明などを軽く受けて、部屋に行ってみる。
昭和時代に下宿でもしたかのような部屋。
だがそれがいい。
部屋についたけどすることもないので、風呂に入ることにする。
バスに乗るために走ったせいで汗びっしょりだしね…
温泉ではない、とは聞いていたけど、入ってみるとあらびっくり。
一般家庭の風呂じゃないですか!
いや、さすがに広さは2倍くらいあって蛇口も4つあったけど。 ジャグジーもあるし。
とはいえ、全部で10部屋の旅館だからこのくらいでちょうどいいんだろう。
余談だけどシャワーホースが4つあるうち、3つが色も種類もバラバラなのが面白かった。
さて本日のメインイベント、夕食の時間です。
このためにここに来たと言っても過言ではないっ!
食べてる途中で、このほかにサクサクの天ぷらも出てきました。
こっちが「朴葉みそ焼き」。
下に味噌がしいてあるので、焼きながら混ぜて食べる。
こっちが……えーと料理名は分かりません。
焼いてから専用のタレにつけて食べる。
さすが飛騨牛を売りにしているだけあって、どちらもんまい!
やわらかい肉、口に広がる牛肉の味。
会社近くにある焼肉店じゃ味わえません。
さしみもそばも、おいしい。
特に好物のサーモンが入っているのがポイント高し!
魚は骨が心配だったけど、食べてみたら背骨すら全く感じなかったので
(気にならない、ではなく、感じなかった)安心して食べれた。
しかし、少し遅めに食べ始めたのが原因で…
気が付くと大広間に3人のグループと自分だけという状況に!!
まずい、この大広間に俺1人だけになるのはつらい!
それに、じゃらんに「ボリュームたっぷり」というクチコミがあり、食べきれるか心配だったのもあってスピードアップ。
でも意外に全部食べきることができた。 ふー、おいしかった。
でもって、こいつを忘れちゃいけないよね!
飛騨高山名物
白桃カルピス
ひとネタ終わったところで、することがなくなる。
何か暇つぶしになるものを持って来ればよかったなー。
ネットで「ローカルのラジオ放送を聴くと、その土地の風情を味わえる」とか見たのでポケットラジオを持っていったけど
まともに入るのは「チャップリンは日本に興味を持っていた…」とかいう話を延々と1人で話してる番組くらいだし。
仕方ないので布団を敷いてテレビを観る。
何かローカル番組やってないかなーと思ったけど、やってないので適当にチャンネルを回す。
すると「ザ・ベストハウス123」がやっていた。
あーこれ「これだぁ」が特徴的な番組ね。 初めてちゃんと観た。
で、それが終わると今度は「THE RED THEATER」とかいう番組が始まった。
なにこのローカル番組おもしろい! えっローカルじゃないの?
狩野英孝氏ってイケメンイケメン言ってるだけかと思ったら、ちゃんとネタやるんだねぇ。
で、それが終わったら「グータンヌーボ」とかいうのが始まる。 それなりに楽しめた。
普段家でテレビ観ないという意味では、こういうのも新鮮なのかもしれないけど…
せっかくなんだから旅館でも旅っぽい過ごし方をしたいなぁ。 どんなのか知らないけど。
0時過ぎたのでいい加減寝る。
その3へ続く。
2009-08-19公開 → 2009-08-19更新
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